2016/9/23 金曜朝柔術自主練日誌(再稿)

 

 

西塚さんに全ボツにされたのか、

あるいはただ単にアップし忘れてただけなのか、

 

昨年、ブログを中断する直前の9月23日金曜朝柔術自主練日記です。

 

1度西塚さんには送信したはずなんですが。。

 

 

とりあえずなんで再稿したのかというと、長々と綴ってきた “アキコちゃん編” の最終回となっているからです。

 

何度か赤坂師匠に「続きが気になる」と再稿を促されていましたので。

 

では↓

 

 

 

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3週連続となりました、金曜朝柔術自主練習会。

 


予定通り

山見さんと
ジュンペーさんが参加。


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途中から黒坂さんが合流してくれましたので、

今日は黒坂柔術

“パスガード”。


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忘れがちなパスの打ち込みを多くやりました。

 

ありがとうございました。


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赤坂さんも見学に来てくれてましたー。おす。

 

 

 

 

 


(やっと終わった)↓

 


「ぬまたさん、、んーとー、、、あのー、」「…ふぅ、、あのー」っていう状態になってんです。もうアキコちゃん。

 


僕もさすがにですね

(あれ、オレ?、、これオレか?)

と、

なんかしらんけど

(ヤバいな、これはまずいぞ)

とも思ってました。


もう、これは完全にアレだ。これはもう、アレだ。

告白的なヤツだと、おそらく。

 


今から考えても、アレは、
あの後アキコちゃんの口からでるはずだった言葉は、

「仏法って知ってる?」

だとか、

「姉がレズです。」


だとかでは、おそらくなかったはずです。

おそらく。

 

ここで、おそらくというのはですね。
結局、その時、僕はアキコちゃんが言おうとしていた何かを聞く前に、

その場から逃げ出したんですね。


逃げ出したっつっても、


「さらばじゃ!ぴゅーっ」


みたいなことじゃなく、


きわめて平静を装おって、

「アキコちゃん、どーする?
オレ、友達待ってるかも知れないから」

まさに
どのタイミングで?っていう


いやいやいや、今までの雰囲気は?っていう

 

 

けど、その時の僕は本当に、早くその場から離れたかったっていうのが、正直なところでした。

 


なんかすご嫌なヤツみたいに思えると思うんですけど、まあ、実際僕嫌なヤツなんですけど、

その時は本当に

平静を装うどころか、

「何?何?
なんでこんな感じになってんの?怖っ」

くらい思ってたかも知れないす。正直。

 

今から行ってその時のオレをぶん殴ってやりたいとも思うんですけど、

 


ただ、同時に十何年たった今だからこそ、その当時の僕の心情も、なんとなくわかるようになった気もしています。

 

 


その頃の僕は、


大学卒業後はおそらく就職も決まらず

結局実家に逃げ帰ることがほぼ確定している、

たんなる冴えないプータロー予備軍だったということです。

 

 

教員採用試験に落ちたのも、

ぞくぞくと仲間が内定をもらっている中、それが内心ショックなはずなのに、

それを認めたくなくて、その現実から逃れるかのように

ろくに就職活動もしようとせず、

目先の遊ぶ金欲しさで単発バイトに明け暮れ、

出席する講義のない大学で暇を持て余し、

悪ふざけに講じる術しか持たない、

 

 

目前に迫ってきた “社会” の扉を、

社会不適応者の烙印をほぼ確実におされるのを内心わかっていたがゆえに、

開けまいと駄々をこねていただけの、ただのクソガキだったわけですね。

 


だから、

 

 

親に迷惑をかけるわけにはいかないからと努力して大学入って、

おそらく希望通り公務員になるであろうアキコちゃんが予想外に近づいてきたことで、

ダメな自分がさらに浮き彫りになってしまうようで、居心地悪くなってしまったんだと思います。

 

想定外。。

 


僕に話しかけれて、おしっこを漏らしてしまったあの中国人と何も変わりはしない。

 

 

しかも、あとになってジワジワくるのが、

 

アキコちゃんが

「んーとですね、あのー、」みたいな感じで今まさに大切な何かを言おうとしてた時の


俺の
「あー、友達待ってるかもしれないから行くよ」
って言った時の

 


アキコちゃんのあの顔!!

というか、震える唇!!

 

 

 


女々しい。。女々しいぜ。


そして、こんな女々しい自分を思い出させてくれるのが、

なにをかくそう

 


そう、


パンク・ロック

 

 


パンク・ロックはやさしいから、
女々しい自分を受け入れてくれるから、
ヒロトががんばれって言ってくれるから。。

 

 

パンク・ロックを聴くと、そんな10代、20代の苦い思い出がよみがえってきて、とてつもなく感傷的になってしまう自分がいまして、

いろんなことを思い出して感傷に浸ってしまうんですね。

パンク・ロックのやさしさに、すっかり甘えてしまうわけです。

 

 

 


長々と全然笑えない話を綴ってきましたけど、

 

だから僕は、


パンク・ロックが嫌いなんです。

 


それが、いいたかっただけなんですけどね。

 

 

どーでしたか?


こんな話も。

 


君の名は。みたいでしたか?


観てませんけど。。

 

 


というより、

ずいぶん力入れて大学時代の苦い思い出を綴ってきましたので、

今年も残すところあと3ヶ月弱で、力を使い果たしてしまった感がありますので、

これから年明けまでは
ウンコの話しか書けない体になったかも知れませんね。

 

 

 

 


おしまい。

 

 

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ウンコの話どころか、ブログを書けない状況に陥るとは思ってもみなかったですけどね、この時は。