11/10 火曜朝柔術入院日記(13日目)

 

 

昨晩から続く浅い眠りのまま、目覚めた朝6時。

 

具合悪っ、、

頭痛い、あと吐き気も。

これはアカン。

 

朝の検温の時間になり看護士さんに体温計を渡されたので、

「かなり熱上がってると思います」

と伝えて、血圧と心拍数を測ってもらう。

 

体温計が鳴ったので、脇からとって見てみるとなんと、、

 

36.9℃

 

 

…なんでだよ。

 

ここは、38.0℃超えじゃないのかよ。

平熱じゃねーかよ。恥ずかしい。

 

それでも、看護士さんに懸命な頭痛アピールと寒気アピールを行っていたら

渡されたのは薄いゴム手袋と座薬。

 

座薬。

 

記憶の許す限りでは、小学校以来となる座薬。

しかも今回、ゴム手袋を渡されたということは自分で挿入しろと。アナルに。

 

今度は、先ほどの過剰ともとれるアピールを若干後悔する心が芽生え始める。

 

まあ、入れなきゃ入れないでいいかと床頭台に置いたまま、横になって膝曲げ伸ばしマシーンをかける。

 

しかし

 

…頭が痛い。もうダメだ。

藁をもつかむ思いで、座薬に手を伸ばす。

 

右手にゴム手袋をはめる。

 

膝曲げ伸ばしマシーンをしてるので、初めて自ら行う座薬挿入を仰向けのまま、しかも膝の曲げ伸ばし運動をしたままというかなり高度なシチュエーションでトライするはめに。

 

ズボンとパンツを下げる

 

腰を上げる

 

座薬を取り出し

 

尻の穴とおぼしき部分にあて

 

 

挿入!!!!

 

 

 

…入ったのか?

 

こんなもんか?

 

溶けた?

 

まあ、こんなもんか。

 

 

かくして、自らの手でアナルへの座薬挿入を無事終えることができました。

 

 

それから1時間。

 

頭痛い、、

 

 

効いてる?

 

効いてないんじゃない?と訝しんでいると嫁がお見舞いに訪れる。

 

パブロンを持ってきてくれてたので、パブロンを飲む。

 

 

1時間後

 

頭痛も寒気もまったくなくなる。

 

 

……

 

 


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