4/24 水曜昼柔術クラス練習日記
この日はレギュラークラスをスパーリングではさむスタイル。
クラステーマは “タートルガード”
①バックコントロールの種類
②亀取り(横返し)→腕絡み
③グレイプバイン→股裂き→ツイスター
④腹固め
⑤バックマウント→裸絞め
大学4年の時に弘前大学文京キャンパス正門前の斜め向かいに、今はなき(と思ってたらまだあるみたい)オレンジカウンティというライブハウスに遠藤ミチロウさんのアコースティックライブを観に行った。
もう20年も前の話だ。
遠藤ミチロウさんといえば、言わずと知れたジャパニーズパンクの元祖といってもいいスターリンのボーカル&リーダーだった人。まあ、というよりスターリンは遠藤ミチロウさんのユニットだったといってもさしつかえないだろう。
ステージ上で放尿したり、客席に豚の臓物を投げ込んだり、客席最前列の女性にフェラチオさせたりとその過激なパフォーマンスが伝説となっているバンドだ。
伝説というより今思えば当時のその界隈に通低していた思想として、正気のままどこまで狂気に近づけるかを競うチキンレースだったような気もしないでもない。
ステージ上で蛇を噛みちぎったり、マイクを額に打ち付け流血したり、嘔吐したりしていたじゃがたらの江戸アケミさん。
ライブスタートと同時に白米の入った炊飯ジャーをセットし、ライブ終盤にさしかかったあたりで炊き上がったホカホカのご飯の上に脱糞していたガガーリンの田口トモロヲさん。
回転中のチェーンソーをステージ上に持ち出し誤って自分の脛を切って大怪我したり、ユンボでライブハウスを破壊したり、ニトログリセリンを会場に持ち込もうとして出演者でありながら会場にすら入れてもらえなかった山塚アイさん。
バンド、ミュージシャンとして一世を風靡したあともそれぞれに波乱万丈で。
本当の狂人になってしまって早逝してしまった人もいれば、世界的なアーティストとして音楽の枠とらわれず活躍している人も。はたまた俳優としてなくてはならないバイプレイヤーの地位を確たるものとし、NHKのプロジェクトXのナレーションとして活躍するひともいる。
田口トモロヲさんのやっていたばちかぶりというバンドの名曲に “ウンコ食べたら40万円” があるが、まさしく “ウンコしたって大河ドラマ出演” である。夢とロマンのある話だ。
ちょっと話は脱糞…いや脱線したが、さて遠藤ミチロウさんである。
ミチロウさんは、他の人たちがその知名度を活かして活躍の場を他フィールドに移してアーティストという名目で拡げていったのに対して、ミュージシャンにこだわった。
ちと、長い。
(つづく)